運命学の視点から「人間」を考える〜四柱推命と易の可能性〜

占いを超えたところにある東洋運命学の深さを実感したい占い師のブログ

大運の初旬にまつわる夢のはなし


尾崎世界観作詞・作曲FM802「栞」MV フルver.(FM802 × TSUTAYA ACCESS! キャンペーンソング)


桜が待ち遠しい時期ですね。

この曲を聴くと元気が出るので、最近の朝のテーマソングです。


大運の初旬(一番最初の大運)は、その人の人生にとても大きな影響を与えているといわれます。

大運のはじまりの年齢は人によって色々ですが、大運の初旬は両親などの身近な人の影響や環境が後の人生を大きく左右するため命式を解読する時には重要視しなければいけない部分でもあります。


・基本命のあり方

・基本命と大運の初旬との関係

・実際の両親との関係や家庭環境


これらはその人の人生に一生つきまとうもので、めぐる大運が変化しても色んな人生経験を積んでも本質の部分として変化しない(なかなかしづらい)もののようです。

父親はその人の男性に対する見方、母親はその人の女性に対する見方に大きく影響しているので、男女関係の問題を四柱推命で考える時には必ず幼少期の両親との関係性を相談者様には聞かなければならないということですね。命式からもともと両親のどちらかとの関係がいびつかもしれないとか、親との関係が極端かもしれないと予測がつくこともあるけれど、それが絶対ではないしヒアリングはやっぱり重要なのだと思います。


年運(今年なら己亥)大運の初旬が同じ干支になることを、

初歳並臨(しょさいへいりん)

というらしく、こういう年は大運の初旬の頃(子供の頃)に夢見ていたことが蘇ってきてその頃の夢を叶えたり、幼い頃の夢見ていたことが今の自分を変えるきっかけになったりする年だそうです。


まさに今年が私にとっては初歳並臨の年なんですが、正直以前に先生からその話を聞いた時は「えー、そんなことあるかなあ」という疑いの方が大きかったんですよね。だって幼少期の夢とかあまり覚えてもないし、そもそもあったかなという感じで。

でもですね、

2月に年が変わってまだ2ヶ月ほどだけれどなんと1つそれに当てはまることがありました。


4月に私の突然の思いつきでキャンピングカーを借りて家族旅行に行くことになったので、先週下見にレンタカー屋さんへ行った時のこと。キャンピングカーの中を見た瞬間になんだかものすごく妄想?想像?が広がって、いつか絶対キャンピングカーを買って日本中を放浪したいと妙に強く思ってしまって。車の中でパソコンで仕事をしながら数ヶ月、放浪しながら暮らす(笑)もちろん現実的にそれが可能なのは子供が大きくなってからなのだけれど。

そこから妄想は止まらない。

キャンピングカーで移動占いサロンをしたり、夫が以前やってた移動販売なんかも兼ねて仕事も楽しみも移動しながらゆるゆる生きる。そう考えたら、最近では一番幸せな気分になったんですよね。行ってみたい場所がたくさんあるし、もともと家にいるのがあまり好きじゃなく刺激を求める私にはぴったりだと。夫に話したら笑ってたけど(笑)


ネットで調べて見ると実際にキャンピングカーでリラクゼーションサロンしている人や占い師をしている人はいるようで、キャンピングカーに住んでいる人までいました。自分の知っている世界なんて本当に小さいんだなと実感します。


で、話を戻すと・・・

実は小さい頃から妄想の世界に生きることが大好きだった私は、大きな車の中を家みたいに改造して旅行しながら暮らすという設定で大きな画用紙にその車の内部の絵を描いていたことを思い出したんです。他には大きな木の中をくり貫いて家にしたりというものもあった気がするけれど。

まさに昔の夢が蘇った感じだなあと妙に感心というかなんだか楽しくなったというか。

あの頃夢見ていたことはただの妄想ではなく現実にやってる人がいるということにびっくりした・・・ほんと色んな生き方がある。



まだ今年ははじまったばかりなので、これからどんな広がりがあるか楽しみです♪