運命学の視点から「人間」を考える〜四柱推命と易の可能性〜

占いを超えたところにある東洋運命学の深さを実感したい占い師のブログ

すべてはかたちを変えていく

f:id:ikuji-mama-blogger:20170214103854j:plain


陰陽五行の五行、

木、火、土、金、水にはこの世の森羅万象さまざまなものにそれぞれが対応している。

方位、季節、人体、味覚、食物、行動、などこの世界のサイクルそのものもどうやら五行対応しているようだ。


これってすごくない?

陰陽五行=宇宙

ということになりますよね。


四柱推命を学んでいて、命式のたった八字が教えてくれる膨大な情報を読み解くということが本当に難しいことだと実感する。それとともに無限の広がりというか、人間ひとりのこの可能性の無限さ?にただただ驚くばかりなのです。

果たして私は、死ぬまでのこの数十年の人生で八字の謎を解くことができるのだろうか?

まだ誰も見つけていない新たな発見がひとつでもできるだろうか?


私の先生が以前、双子の命式の見方を授業で説明されていて、そのあまりにも斬新で説得力のある見方にイスから転がり落ちそうになった。四柱推命でまったく同じ命式の2人の人間が全く違う運命を辿っているその理由。それは、きっと今まで四柱推命に取り組んできた偉大なる先輩方も分からなかった領域だと思う。

先生のやっていることこそが、本当の「研究」なのだと思う。

四柱推命は、古くより伝えられてきた理論だけでなく、どれだけそれが実状と合っているかということが何より重要だ。古くからの理論と実状が合っていないのなら、今ここにある実状を優先すべきで四柱推命はそれによってアップデートされていくべきだろう。

そうやって、変わらないことと新しいことを織り交ぜながら新しい時代の四柱推命をつくりあげていくのがきっと本当だ。


この世には、変化しないものがひとつだけある。

それは、

「この世に変化しないものは何一つない」

ということだ。


これは東洋の思想そのもののあり方。

すべては大きなサイクルのなかにあって、常にかたちを変えている。