運命学の視点から「人間」を考える〜四柱推命と易の可能性〜

占いを超えたところにある東洋運命学の深さを実感したい占い師のブログ

命式の日支が教えてくれること~恋愛・結婚の相性や配偶者との関係性~

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四柱推命では、命式の日支は配偶者の場所ともいわれます。


もし自分が結婚したら配偶者との関係性はどんな風であるとか、配偶者のイメージ的なもの、性的相性、などひとつの場所から色んなことを読み取ることができます。

日支はどの十二支で、どのような蔵干(地支の十二支の中にある十干)が存在しているか、それは五行でいえば何であるか、などによって日干の自分自身とどのような関係になりやすいか、またはどのような関係を望みがちかなど。


命式全体をみて、日支がとても良いはたらきをしているならば自分にとって良い配偶者だったりスムーズに関係を作れる配偶者に恵まれやすいということもいえるでしょう。

恋愛においての恋人について見るときは年支をみます。

以前にも書きましたが、相性というのはちゃんとみるには本当に複雑なもので、その本人がどんな関係を望んでいてどんなことに幸せを感じるかによっても全く違うということになります。


例えばですが、大きく分けて「幸福感」ということでいえば【精神的な幸福を求めるタイプ】【物質の豊かさに幸福を感じるタイプ】があり、その比率も人によって様々ですよね。その人がどっちに傾いているかというところは絶対にみないといけない。

鑑定する側の幸せの定義が皆に当てはまるわけはありません。


鑑定する側としては、本当にまだまだもっと多角的な視点をもたないといけないなと実感しますし、占いの知識だけでなく色んなことに通じていないと見えないところがあるなあと。

もっともっと人間としての自分を広げないとと思う次第です。


ちょっと話が違うところに行ってましたが、配偶者との関係をより良くしたい時や結婚前に「この人とやっていけるかな?」と思ったときなんかは相手の命式の日支は色んな有益な情報を与えてくれると思います。

私の場合でいえば、日干が日支から生じられている関係性なので、自分が配偶者に優しくされたいというか甘やかしてもらいたい、自由にさせて欲しいというような意識がたしかにあります。

で、実際そのようにしてくれる配偶者を無意識にかどうか、選んでいますね(笑)


私の弟の奥さんは、日干が日支から剋されているため色々と注文をつけたり妻としての役割をきっちりこなすことを求めてくる夫というイメージ。弟は本当にそのままそういう人です(苦笑)

なるほどなーと思いつつ、単純に日支という場所でみるだけでもあなどれないところがあると実感しますね^^;


日支というひとつの場所からでも色んな多くの情報を拾えるし、命式の八字それぞれからであればもっと多くの情報が詰まっているんですね。


東洋の思想は奥深い。


四柱推命は宇宙そのものだなと思う。