運命学の視点から「人間」を考える〜四柱推命と易の可能性〜

占いを超えたところにある東洋運命学の深さを実感したい占い師のブログ

身強・身弱に生まれたその意味

四柱推命でその人の在り方や開運法などをみる時に、基本的な情報としてかなり重要になってくるのが身強・身弱という考え方です。

 

人は一人ひとりまったく違った固有の命式を持って生まれてきますが、日干と月支の関係性を中心とした身の強い弱いが生まれながらに決まっています。

 

それは宿命的に与えられたエネルギーなので、良い悪いという概念でとらえるものではなく軽自動車とダンプカーのように同じ車でも用途も違えば活躍するフィールドも違うというような感じかもしれません。これは個々の命式にもいえることですよね。

 

《身強》

 

身強の人は、強ければ強いほどそのパワーを人以上に発散させて生きていく必要があるし、その有り余るパワーを誰かのために役立てていくというお役目があります。

 

内側に溜め込んでいると病気になってしまったり、パワーの使いどころを間違えると人を傷つけたり他人に迷惑をかけ続ける人生になってしまう可能性だってあります。

 

身強の人はアドレナリン中毒ぽいところがあるらしく、その自分のエネルギー発散のために敢えて波乱万丈な人生を選びがちな傾向にはあるようですね。

 

そして、陰陽でいえば身強は陰陽でいえば「陰」的です。閉じて収縮していく方です。自分に意識が向くので、悪く出ると自己中心的になりがちで自分の話をしたがる人が多いとはいえます。基本的に、人のために何かしてあげたり誰かのために頑張れば頑張るほど開運していくのが身強の特徴といえますね。

 

生まれながらに強いエネルギーを与えられている身強の人は、お役目としてそれを生かして人のために使っていくことが求められているのでしょう。

 

潤沢なエネルギーをどう使っていくか?ということが課題でもあるかもしれませんね。

 

 

身弱の人の特徴については次回に♪