運命学の視点から「人間」を考える〜四柱推命と易の可能性〜

占いを超えたところにある東洋運命学の深さを実感したい占い師のブログ

「意味づけ」で人生の見え方は変わるというお話

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人生において、

辛かったあの時期

というような時期が誰しもあると思います。

私もあります。


思うように生きられず、なんだか身動きも取れずただただ悶々としていた時期。

明らかに逆風ばっかりで前に進めず、何をやっても上手くいかなかった時期。

本当に心が望む生き方ができず、無理をして病気になったりやる気を失ってしまった時期。

人によってそれは様々でしょう。


もしかすると今現在がそんな状況の人もいるかもしれません。

運命学の視点からみると、

そういう時期はむしろ自分を耕す時期(成長の時期)と考えることができます。

すべてがそうだとは言えないけれど、人はつらい経験によって磨かれ成長していくものなのかもしれません。


幸せは相対的なものではなく自分自身が心で感じるものですよね。

結局「幸せ」を感じるということは、その裏側にある「幸せでないこと」を知っていないと感じることができないもの。

様々な経験の中で悲しみや辛さを味わったから、幸せが何かということが分かる。


何も起こらない人生って、本当はすごく不幸なのではないでしょうか。


色んな事があって、その経験で自分が何を得ていたか?

嫌な思いはしたけれど、あの出来事がなかったら今の自分はもっと精神的に幼いままだったかもしれない。


というような過去に何か良い「意味づけ」ができれば、その時点でもうそれは不幸な出来事ではなくなる。

人生はその連続で、生まれてきた意味を探すのではなく自分自身で「意味づける」ことで創造していけるものなのかもしれません。


鑑定させていただいたある方に、

「これまでの辛かった時期は自分が成長するための時期だったと気付きました」

と言っていただき、私は何だかすごく大切なことを学ばせていただいたような気持ちになったんです。


人生はすべて、自分自身がどう意味づけるかによって見え方が大きく変わる。


これが真実なのだろうなあ、と。