運命学の視点から「人間」を考える〜四柱推命と易の可能性〜

占いを超えたところにある東洋運命学の深さを実感したい占い師のブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

リニューアル(お引越し)のお知らせ

こんにちは。いつも私の拙い文章を読んでくださっている皆さま、ありがとうございます^^ このたび、ブログをお引越しすることになりましたのでご報告させていただきます。 sazanami-suimei.com ブログからホームページとしてリニューアルしてみましたので…

ひとつの「象徴」と「背景」を重ねて読み解く

四柱推命はとてもロジカルな側面もあるけれど、こういう象徴が出たからこうである、と言い切ることができないことが多いです。 極端な例でいうと、「今は空亡だから悪いことが起きる」 「天徳貴人があるから良い命だ」というようなことですが、ここまで極端…

それをどうしようもなく愛してしまう「狂気」こそが

へうげもの(1) (モーニングコミックス)作者:山田芳裕発売日: 2012/09/28メディア: Kindle版 四柱推命のお話からは逸れますが、すごく面白くて「味わい深い」というのがぴったりなアニメを観ました。『へうげもの』という戦国時代に織田信長、豊臣秀吉、徳…

良い命式?悪い命式?

紫陽花がきれいな時期になりましたね。 京都に住む私は、 宇治にある三室戸寺に毎年紫陽花を鑑賞しに行きます。三室戸寺は6月下旬から7月くらいにかけて蓮の花も観ることができるので、その時期に行くことが多いです。蓮の花はすごく好きで、泥水の中からあ…

運命学の枠の外側

四柱推命などの運命学で分かること、それは生まれながらにその人が持っている個性であったり、これから歩む未来のある程度の予見であったりします。それを知っているかいないかでは、人生の歩き方は確かに違ってくるかもしれない。 でも、運命学を学び色んな…

文豪の命式と作品性① 江戸川乱歩

1894年10月21日生まれ 男命丙 甲 甲 申 戌 午 江戸川乱歩は幻想怪奇小説や探偵小説などで有名ですが、本人は最初は意外ですが正統派志向だったそうです。でも、正統派の小説を書いていた時よりも異端な小説を発表しはじめた時にブレイクしたようです…

文豪の命式と作品性についての研究~文豪ストレイドッグス~

自粛生活の現実逃避?夜の一人時間のお楽しみ?時間にはまっていた漫画『文豪ストレイドッグス』普段そんなに漫画は読まないんですが、有名な文豪たちがたくさん登場するということで軽い気持ちで読んだらこれがとても面白い。 文豪を題材にしているだけあり…

それは「絶対」ではなく「手段」であるということ

四柱推命の命式が示すもののひとつに、起こる事象に対してどのように反応するかということがあります。 今目の前で起こったことに対しての対応の仕方、理解の仕方、感情の処理の仕方などは本当に千差万別で、それは命式の数だけあるとも言えるでしょう。性格…

「意味づけ」で人生の見え方は変わるというお話

人生において、辛かったあの時期というような時期が誰しもあると思います。私もあります。 思うように生きられず、なんだか身動きも取れずただただ悶々としていた時期。明らかに逆風ばっかりで前に進めず、何をやっても上手くいかなかった時期。本当に心が望…

この世界で唯一変わらない真実

この世界で唯一変わらない絶対の真実って何でしょう。それは、 この世界に変わらないものは何ひとつない ということが唯一の真実。人の気持ちも価値観も周囲の環境も常識も、日々刻々と変わっていく。変わらないと思っている、揺るぎないはずのものもいずれ…